感想/COMITIA124/Bluebird(遊佐いつか)/この鉄格子の中から何度でも君に逢いに行く

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 絵柄が好みだっt略

感想

 他の読んだギャグ属性の本に比べると、狙うところを絞った感じのするストレートな怖い系作品であった。

 話の展開としてはおそらくポピュラーな流れなので、印象として残ったのはストーリーの流れよりも

  • これ、ヒロインの子完全にかわいそうなやつでは
  • 主人公(A)メンタル弱すぎでは*1
  • 主人公(B)メンタル弱すぎでは*2

 というあたりであった*3

 種明かしをしたあと、後書きの後ろにその奥の種明かしを重ねる構成は、とてもゲーム的というか、非常に効果的な作りになっていると思った*4

 この系のストーリーにおいて、もっと胸糞の悪いフィクションを読んだ経験から、無意識にそれと比べてしまってる感想になっているなぁ……。

どうでも良い感想

 何度探しても本編中にうさぎが2匹しか見つからない……あと1匹どこだ……

*1:それを言ったらおしまいである

*2:それを言ったらおしまいである

*3:本当にどうしようもないところを突っ込んでいる感じはある

*4:さらに無い物ねだりをするのなら、それぞれの凶行に至った心の中がもっともっと黒くて救いのないものに見えればよかったなぁ、とは思う

感想/COMITIA124/Bluebird(遊佐いつか)/腐女子の部屋の座敷わらし

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 絵柄が好みだったので以下略

雑に感想

 前半腐女子*1エッセイ気味からの後半(一応)シリアス気味の愛憎劇で色々と詰め込まれていて面白かった。

 単に 座敷わらしと私 みたいな感じで終わるのかな、と思っていたところ、次から次へとキャラが出るわ、最終的に座敷わらしは別の設定によっても運命づけられていた存在だったみたいな着地をハイスピードでやってて、うまいところまとめたもんだなーすごいなーと言う感じの読後感であった。

どうでもいい感想

 CLAMP系や高河ゆんが好き なのは 普通の女子 と呼んで良いのだろうか。だいぶ普通のハードルが下がっていないだろうか*2

*1:と言っても、色んなかたちがある中のひとつですが

*2:完全に余計なお世話みのある感想

感想/COMITIA124/Bluebird(遊佐いつか)/ショタコン漫画家と少年

 

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 つわり本のついでに絵柄が好みだったので*1入手。

ざっくりと感想

 開幕早々 老若男女問わず愛されるショタ専門月刊誌「ショタマン」 という一文で死んだ*2どこの世界の老若男女だッ!!!

  • 性的指向が異性にない男性キャラ
  • そこに対してこっそり慕ってる女性キャラ
  • 可愛い男の子
  • 異世界
  • ある種の 親方! 空から女の子が!
  • シャワーシーン

 という、色々満漢全席取りそろえてしまった感じのギャグで面白かった。頭をからっぽにして読む系。

 そのほか、作中漫画に出てくる「何やら国の王様っぽいキャラ」のデザインのゆるさに吹いた。漫画におけるこういうギャップの手法が好き。

*1:身も蓋もない理由

*2:腹筋とかある種の真面目に取り組もうと思う気持ちが

感想/COMITIA124/Bluebird(遊佐いつか)/つわり本

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 コミティアで意識的に巡ってるジャンルのひとつが妊娠・出産・子育てなので。

つわり

 これ単品で書かれる場合は 主に妊娠初期に起こる吐き気と嘔吐のこと でしかないのだけど、(おそらく)日本語的な発展をした結果 xxつわり と書くことで

  • 妊娠によってxxで吐き気を催すようになること
  • 妊娠によってあらわれたxxの症状

のどちらかを指して使われているっぽい。

 というわけで、妊娠に伴って発生した体調不良を色々と知ることができました……。

感想

 表紙にある 「つわりを抑える方法はありません」「マジか」 というのがもうすべての感想であり、結論であるなぁ、と思った。

 そもそも、妊娠に伴う色んな体調変化をノーリスクで抑えられるのであればそう言う治療があるのでしょうけど、そう言う話を一向に聞かないので、本当にこの状態のこの分野はどうしようもないというか、それがポジティブに解決するのであれば、それは本当にすごいことだなぁ、とか思う。原則として妊婦には薬を与えられないものなので。

すっげぇどうでも良い感想

 ゲスト原稿を見て 「あ、夫婦でそれぞれ個別のサークルで参加していたんだ……というか旦那さんがあの人なんだ!?」 という事に気付いた。隣のサークルの人が旦那さんであると認識していなかった……他人かと思っていた……*1

 妊娠している側が体調を崩したときに、それじゃ家のことをできるのは妊娠してない方なので、そのあたりのおうち作業のフォローがどんだけできるかだよなーとか思ったりする。

 あるいはどんだけおうち作業を妥協できるか諦められるか。このあたりの温度感が夫婦でそろっていないと余計にストレスが掛かりそうで、個人的にはもっと世の中のみんながいい加減になれば良いのにーとか思って見える。

*1:名前の聞いたことのある人だったので、単にある種の壁サークルなのかと思っていた……

感想/COMITIA124/餅屋。(餡子)/BAR 繊月 + 春に、想う。

booth.pm

 ざっくりと感想。本当にざっくりと。

全体的に

 あ、この人達はあのお話の! という(サービス?)ポイントだらけのお話たちでした。ただ、誰がどこの人なのか、元ネタを引っ張りにくいというか、いちいち参照元を書くのは野暮ったいと言えば野暮ったいのですが、どこに繋がっているのか書いててくれたらよかったのにー、とか思ったりした。

BAR 繊月

 舞台はBARと、お酒をつなげてお話が作られていて、僕はそこら辺疎いので、そう言う構成で書いていけるのすごいなーと思って読んだ。

 最後のお話*1が、一番年の差成分を感じた。単に元JKという流れで書かれているので、その分が余計に印象に残ったのかも知れない。

春に、想う。

 これまた僕がそのあたりの作法に疎いだけなのですが、桜の形に切り取られた装飾、表は桃色、裏は薄い紫になっているのが綺麗だなーと思って本を見てた。

 完全に 事前にどんだけそのキャラの印象が頭にあったか という所に依存している気がするだけど、一番好きなのは最初のお話*2

 何というか、ある種の(主に周囲からの視線として)障害のある関係性について、それじゃ実際に結婚します! となった前後の環境というか、それに伴う再葛藤みたいな成分が個人的に好みなのだと思う。

 

*1:ブルームーン

*2:花曇りの空の向こうに

感想/COMITIA124/かにとねずみ(いにしえ)/ん女子(1-3)

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 内容は全部 pixiv で見られるので、今更の感想を述べる。

全体的に

 かわいい女子学生キャラがたくさん出てくるので、幸せストレスフリーに眺めてられて非常に良い。

 登場キャラの総数が結構多いと思うのだけど、それぞれちゃんと背景を感じる濃いキャラ尽くしで、まだまだ広げられる余白が多そうだなーと思った。

"単に「ん」しか言わない女の子ってかわいい" みたいな一点からここまで膨らんでいけるのが本当に凄いと思った。

全体的に(よこしまな目線で)

(おそらく勝手に私が思い込んでる)主人公格である内気巨乳な女の子が、意思疎通の特殊な女の子と徐々に仲良くなっていくお話で、昨今何かと百合百合しくなる中で、そんな濃すぎないままに進行するその過程を眺めてる感じ。かわいい絵柄の中からそっと見えてくるセクシャルなその部分がとてもセクシャルなので*1よい。

 以下、完全に主観というか個人的な視線での感想。

1

 冒頭の巽さんがさいかわかと思いきや、やはり主人公は杭全さんですねとか確認できる一冊*2

 そもそも 異文化交流推進課って何よ!? という話*3が些細なことになっていくパワーに溢れている。

2

 内気巨乳な主人公にくわえて、褐色貧乳元気っ子が投入された一冊*4

 やっぱ食べ物の恨みは恐ろしいよねー言語による意思疎通を超える概念だよねー。とか思った。

 そして 寿司・カレー研究課って何! という基本的な疑問を吹き飛ばしながら進捗する後半の発想力がすごい。

3

 一気にストーリー性を帯びてくる。表紙の絵の選び方がとても好き。

 真っ当*5に読めば、口数の少ない先輩と心を通わせていく中での一幕で、結構百合っぽいのでは? とかそういう俗な感想になるのだけど、それよりもなにも腹チラ*6と微妙に左右にこぼれている胸の破壊力が大きすぎて、そう言う完全によこしまな瞳で杭全さんを眺めていた。

"今日はお出かけをして一緒に遊んだ" というだけの流れから、キャラの掘り下げを重ねているのがいいなーって思った。こういう日常の膨らませ方が好き。

どうでもいい

 奥付の表記 発効日 となっているのは、何かこの課の何かが発効されたという高度な伏線なのだろうか……(考えすぎ)

 我が儘なことを言うと、単行本一冊くらいの分量で読んでみたいですね!(そこまでネタを出して描くのは大変だろうなぁ……)

*1:語彙力が下がった

*2:個人の主張です

*3:の他、いくらでも突っ込めるポイントが大量に残されていて、それら

*4:個人の主張です

*5:たぶん

*6:チラ、どころではなかった

感想/COMITIA124/カブト印(渉)/このせかいはゆうしゃさまがたくさんいる

※漫画としてどーとかファンタジーとしてこーとか、細かい背景とか歴史めいたところについて、そういうのは詳しくないので書かない。

 メタ(に見せてくる)ファンタジー世界のプロローグ。内容としては導入だけなのだけど、世界の説明から最初のキャラ紹介まで丁寧に描かれている感じがした。表題の、この世界に対する特殊性についてはそれほど踏み込まれていなかったので、今後どういう広げ方をするのかな、と言うのが気になるところ。

趣味に寄せた読み方

 基本的に登場人物みんな女の子なので、読んでてすごく癒やされた。別に百合とかそういうわけではないのだけど!!