感想/COMITIA123/懐中天幕(つむぎゆう)/きつねのよめいり
ざっくりと感想
ファンタジーというわけじゃなかったと思ったら実はファンタジーだった!!! という……見事に気持ちよくだまされました。
『」
って選んだカギ括弧の使い方のセンスが好きです*1。
別に R-18 とかそう言うものではないのですが、今回 COMITIA 123 で頒布して頂いた作品の中で(R-18のものを除いて)もっとも直接官能的というか、大胆ないちゃいちゃだと感じたというか……穏やかなものが多い中で色々油断していたので、そこもまた不意打ちのようにどきっとしました。
雑に言うと これ、このあと滅茶苦茶セックスするやつだ……! という読後感でした(最低の感想)
なんというか、相手のことが好きであると自覚すると同時に、プリミティヴな身体的欲求*2に対して、それをどれくらいの濃さでお話に流すか、というところがあると思うのですが、全年齢向けの中ではこれが一番濃いように感じました。ふわふわした感じなのかな、と思ったら、双方とも結構攻めてってる感じ。
メタ的な読み方として、その表現を成人向けでやるのか、それとも全年齢向けでやるのか、みたいなのを意識したりするのですが、全年齢向けで踏み込んで行ってるのは、それはそれでとても刺激的ですね……。
偏見として、(特に全年齢に出てくる)ナチュラルボーンスキンシッパー*3なキャラって、最終的にはそんな奥まで踏み込まない(踏み込もうとした瞬間に、逆に恥ずかしくなって拒絶してくる)ようなキャラを勝手に想定しちゃう*4ので、それについても意外性を感じました。
積極的なのも、眺めてて好きなのですが!