感想/COMITIA124/かにとねずみ(いにしえ)/ん女子(1-3)
内容は全部 pixiv で見られるので、今更の感想を述べる。
全体的に
かわいい女子学生キャラがたくさん出てくるので、幸せストレスフリーに眺めてられて非常に良い。
登場キャラの総数が結構多いと思うのだけど、それぞれちゃんと背景を感じる濃いキャラ尽くしで、まだまだ広げられる余白が多そうだなーと思った。
"単に「ん」しか言わない女の子ってかわいい" みたいな一点からここまで膨らんでいけるのが本当に凄いと思った。
全体的に(よこしまな目線で)
(おそらく勝手に私が思い込んでる)主人公格である内気巨乳な女の子が、意思疎通の特殊な女の子と徐々に仲良くなっていくお話で、昨今何かと百合百合しくなる中で、そんな濃すぎないままに進行するその過程を眺めてる感じ。かわいい絵柄の中からそっと見えてくるセクシャルなその部分がとてもセクシャルなので*1よい。
以下、完全に主観というか個人的な視線での感想。
1
冒頭の巽さんがさいかわかと思いきや、やはり主人公は杭全さんですねとか確認できる一冊*2。
そもそも 異文化交流推進課って何よ!? という話*3が些細なことになっていくパワーに溢れている。
2
内気巨乳な主人公にくわえて、褐色貧乳元気っ子が投入された一冊*4。
やっぱ食べ物の恨みは恐ろしいよねー言語による意思疎通を超える概念だよねー。とか思った。
そして 寿司・カレー研究課って何! という基本的な疑問を吹き飛ばしながら進捗する後半の発想力がすごい。
3
一気にストーリー性を帯びてくる。表紙の絵の選び方がとても好き。
真っ当*5に読めば、口数の少ない先輩と心を通わせていく中での一幕で、結構百合っぽいのでは? とかそういう俗な感想になるのだけど、それよりもなにも腹チラ*6と微妙に左右にこぼれている胸の破壊力が大きすぎて、そう言う完全によこしまな瞳で杭全さんを眺めていた。
"今日はお出かけをして一緒に遊んだ" というだけの流れから、キャラの掘り下げを重ねているのがいいなーって思った。こういう日常の膨らませ方が好き。
どうでもいい
奥付の表記 発効日
となっているのは、何かこの課の何かが発効されたという高度な伏線なのだろうか……(考えすぎ)
我が儘なことを言うと、単行本一冊くらいの分量で読んでみたいですね!(そこまでネタを出して描くのは大変だろうなぁ……)