感想/COMITIA124/Bluebird(遊佐いつか)/この鉄格子の中から何度でも君に逢いに行く

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 絵柄が好みだっt略

感想

 他の読んだギャグ属性の本に比べると、狙うところを絞った感じのするストレートな怖い系作品であった。

 話の展開としてはおそらくポピュラーな流れなので、印象として残ったのはストーリーの流れよりも

  • これ、ヒロインの子完全にかわいそうなやつでは
  • 主人公(A)メンタル弱すぎでは*1
  • 主人公(B)メンタル弱すぎでは*2

 というあたりであった*3

 種明かしをしたあと、後書きの後ろにその奥の種明かしを重ねる構成は、とてもゲーム的というか、非常に効果的な作りになっていると思った*4

 この系のストーリーにおいて、もっと胸糞の悪いフィクションを読んだ経験から、無意識にそれと比べてしまってる感想になっているなぁ……。

どうでも良い感想

 何度探しても本編中にうさぎが2匹しか見つからない……あと1匹どこだ……

*1:それを言ったらおしまいである

*2:それを言ったらおしまいである

*3:本当にどうしようもないところを突っ込んでいる感じはある

*4:さらに無い物ねだりをするのなら、それぞれの凶行に至った心の中がもっともっと黒くて救いのないものに見えればよかったなぁ、とは思う